エレクト7は、誰よりも早く最高のフィニッシュを決めることを目指し、自分の◯◯◯を大きくしたり、はたまた他のプレイヤーを邪魔したりする、手軽なカードゲームです。

この記事には、性的な表現が含まれています。18歳未満の方や、性的表現に耐性のない方は読まれないようお願い致します。

erect7_01
タイトル エレクト7 - Erect7
デザイナー @mookybug_design
メーカー 自己出版
プレイ人数 2人〜4人
プレイ時間 〜15分
対象年齢 18歳〜

抄訳

勝利条件

いち早く、フィニッシュカードをプレイしたプレイヤーの勝利です。

準備

各プレイヤーは、スタートカードを1枚選び、自分の前に表向きで置きます。それ以外のカードを全てシャッフルした後、各プレイヤーに3枚ずつ配り、残ったカードを山札にします。そしてスタートプレイヤーを決めます。

ゲームの進行

時計回りに手番を行って進行します。手番は以下の手順で行います。

手番で行うこと

  1. 山札からカードを1枚引く
  2. カードを1枚プレイする(プレイできれば)
  3. 手札制限チェックを行う

1. 山札からカードを1枚引く

山札からカードを1枚引き、手札に加えます。山札がない場合、捨て札を全てシャッフルして新たな山札を作ります。

もし手番開始時に手札が0枚だった場合は、1枚ではなく4枚引きます。

手札を盗まれたり、攻撃をブロックするとカードが減ることがある為、手札0枚の時の救済策が用意されています。

2. カードを1枚プレイする(プレイできれば)

プレイできる手札があれば、手番中に1枚だけプレイすることができます。カードには以下の種類があります。

エレクションカード
erect7_27 自分の前にあるカードのペニスの角度に合うカードを手札からプレイし、繋げることができます。もしくは、最後にプレイしたエレクションカードを破棄して新たなカードを手札からプレイすることもできます。もちろんペニスの角度は合っていなければなりません。
フィニッシュカード
erect7_29 5枚のエレクションカードがプレイされている状態で、ペニスの角度の合うフィニッシュカードならばプレイできます。ただし、STDに感染している状態ではプレイできません。無事プレイできればゲームの勝者です。
STDカード
erect7_28 イラストの一致する対戦相手のエレクションカードに対してプレイできます。相手をSTDに感染させることができ、勝利への阻止を行えます。
コンドームカード
erect7_210 イラストの一致する自身のエレクションカードに対してプレイできます。コンドームカードがあるエレクションカードにはSTDカードを使うことができません。
キュアカード
erect7_26 プレイすると、自身のエレクションカードにあるSTDカードを全て一掃することができます。
アグリーカード
erect7_22 対戦相手が最後にプレイしたエレクションカードを捨てさせます。
プリティカード
erect7_21 アグリーカードを使われた際、リアクションとしてプレイできる唯一のカードです。アグリーカードの効果をキャンセルすることができます。
トリミングカード
erect7_25 対戦相手のエレクションカードを切り取ることができます。使用するにはいくつかの条件があります。
  1. 切り取るエレクションカードの中にコンドームとSTDカードがあってはいけません。
  2. 切り取った後自身の接続できるようにペニスの角度はあっていなければなりません。
  3. 繋げた後、エレクションカードが5枚を超えてはいけません。
EDカード
erect7_24 即座に山札からカードを2枚引きます。引いたカードから1枚をすぐにプレイしても構いません。
スティールカード
erect7_25 対戦相手を1人選び、そのプレイヤーの手札からランダムで1枚カードを盗みます。

3. 手札制限チェックを行う

手番終了時にカードが3枚より多く持っている場合、3枚になるようにカードを捨てなければなりません。

ゲームの終了

いずれかのプレイヤーがフィニッシュカードをプレイしたら、ゲームが終わります。

感想

各自が手札を3枚持っている状態でスタート、手番では1枚カードをドローした上でプレイし、いち早く規定のカードをプレイしたら勝利という、ごくごく普通のハンドマネジメントなゲーム。

カードには、ゴールを目指すカードはもちろん、相手へ直接攻撃して妨害するものや、その攻撃を防ぐカードなど、種類が豊富。でも手札上限が3枚と決まっている為、多くのカードを抱え込むことができない。状況に応じて、どのカードを手元に残しておくのか、結構悩む。

このゲームの面白さはきっとカード種類の豊富さだろうけど、このカード種類の豊富さがあだとなり、カードをただひたすら引いては捨て、引いては捨てということが度々起こる。そこがちょっと残念。何か良さげなハウスルールが思いつけばいいのだけど…。

あまり期待はしていなかったゲームだけど、割とゲームになっていたので拍子抜けでした。ただ、テーマのせいでプレイする機会は非常に限られるでしょうねw