ボドゲなチラ裏

ドイツゲーム、アナログゲームのプレイ記を基本に書いていきます。チラシの裏です。


総訪問者数
  • 累計:


記事検索

普段はあまりこのような攻略や考察記事が書けるほど1つのゲームをやり込まないポリシーで遊んでいますが、メンバーに恵まれたおかげでトリカーリオンを10回以上プレイできているので、何か書いてみようと思います。

記念すべき第1回(そもそも続くのかは謎ですが)のテーマは、第1回にも関わらず拡張で使用される各マジシャンの固有アビリティに関してです。

マジシャン固有アビリティの考察

固有アビリティは各トリックカテゴリー毎に2種類用意されていて、ゲーム開始時にどちらかを選びます。今回はそれぞれのアビリティの効果の説明→独自の考察の順に淡々と書いていきます。また、BGGで各カテゴリー毎にアンケートが取られていたので、この記事を書いた時点での結果も併せて載せてみます。

機械カテゴリー

機械カテゴリーは、メカニカーとエレクトラの2人です。

54
The Mechaniker
ラウンドに1度だけ、”シアター以外" のロケーションに自分の見習いを置く時、追加で1APを得る。

この能力によってAPを追加された見習いは、通常通り破片によるAP追加も行うことができるので、単純に給料の安いスペシャリスト並のAP保持キャラが増えるという認識で問題ないです。メカニカーを選択してゲームを始めた場合、初期キャラのうち3キャラクターは2AP以上(マジシャン、スペシャリスト、この能力でAP追加された見習い)を保持していることになるので、序盤の立ち回りがスムーズに進めやすいですね。

また、いくつかの見習いを複数のロケーションにプロットしていれば、状況に応じてAPを追加する見習いを選択できるように保険をかけておけるのも◎。

Electra
トリックの準備を行う際、あなたは同じトリックマーカーを2枚トリックスロットに積み重ねて置くことができる。これらは1つのトリックとして扱われ、リンクボーナスも1つ分だけ支払われる。公演された場合、このトリックの名声レベルに応じて追加の名声点とコイン(名声レベル1 : 追加1 / 名声レベル16 : 追加2 / 名声レベル36 : 追加3)を得る。

1度の公演で2倍のトリックマーカーを消費する代わりにトリック報酬が微増する能力です。

ゲーム序盤であれば名声レベル1トリックの報酬が少ないので、名声点とコインの両方が追加となるこの能力は有能です。また、1回の仕込みで3つとか作れてしまうトリックや、エンジニアによって余計にトリックが作れてしまう場合、マーカーの消費を効率的にできると考えられます。と言うのも、序盤はトリックを準備の為にシアターへたくさんのワーカーを送り込むほど余裕はありませんよね。出来れば公演ボーナス狙いでスペシャリスト単体のAPだけの準備でマーカーを出し切って、マジシャンは公演を打つ。そんでもっていつでも次のトリックの仕込みが出来る状態にしておきたいかな。しかし序盤から名声点を稼いでしまい突出してしまうと手番順が遅くなり、競争率の激しいダウンタウンでのトリックの習得やワーカーの雇用が取りづらくなる点に注意。

では中盤〜終盤ではどうか。そもそも名声レベル16や36のトリック報酬自体が増えてくるし、仕込めるマーカー数も少ないのでわざわざこの能力を使って報酬微増させる必要があるのか疑問です。あったとしてもごく限られた盤面かな?ゲーム中盤以降はあまり活躍の場はないと思われます。

機械カテゴリーのBGGアンケート結果は下記の通り

47

BGGではゲームを通して活躍できる圧メカニカーに軍配です。私もメカニカーを選びますね。エレクトラは、もうちょっと効果が強くても良い気がしますが、例えばトリックリンクボーナスを倍とかトリック報酬を倍とかにしてしまうと強すぎてしまうので微調整が難しいですね。

精神カテゴリー

精神カテゴリーは、ミスティシズムとヨルバの2人です。

18
Priestess of Mysticism
裏通りの1APを使用し、適応中の予言を破棄し未確定の予言のいずれかと置き換える。そして新たに1つ予言を引き、空いたスロットに置く。

裏通りの既存アクションとは異なり、こちらは適応中の予言を書き換え、即ちに発動させることができます。しかも公開されてる予言から選ぶことが出来るので状況に応じて、場を多少なりコントロールする(場を荒らす?)ことも出来ます。

とはいえ、予言は全プレイヤーに適応されるものなので、自分だけ有益なものというのはなかなかないし、公開されてる予言は3枚のみなので選択も少なめ。また、他のアビリティと違い、これはアクションが1種類増えるという能力なので、自身が裏通りにワーカーをプロットしてアクションを行わなければならないという手間もあります。活躍出来る場面は限られているので不安定かなと思います。

Yoruba Spiritmaster
ラウンドに1度だけ、他のプレイヤーが公演するカードを選択する前に、あなたは破片を1個支払うことで、そのプレイヤーの代わりに公演するカードを選択することができる。選択カードは、そのプレイヤーのトリックマーカーが少なくとも1枚以上ある必要がある。

他のプレイヤーが公演する公演カードを代わりに選ぶという能力です。使いどころとしては、自分のトリックマーカーが置かれていない公演カードを選ばれる可能性がある場合や、トリックリンクの少ない公演カードや、公演カード自身のボーナスが少ないものを選んで、少しでも相手に得点させたくない場合に使います。能力を使う際に破片を1個(名声点1点分)支払う必要があるので、それにそぐう効果が期待できるか、考える必要があると思います。

また、他のプレイヤーに対して別の公演カードを選ばれてしまうという抑止力も少なからず働くので、強いアビリティかと思います。

精神カテゴリーのBGGアンケート結果は下記の通り

09

BGGでは私の考察に反して接戦です。ミスティシズムが思っている以上に強いのか、或いはヨルバがそんなに強く思われていないのかは定かではないですが…。

幻視カテゴリー

幻視カテゴリーは、グレートオプティコとジェントルマンの2人です。

05
The Great Optico
ラウンドに1度だけ、あなたは自身の標準の配置カードと同じロケーションの特別な配置カードを公開した他のプレイヤーのボーナスを使用することができる。

他のプレイヤーがプロットしている特別な配置カードのボーナスをコピーして使うことができる能力です。コピーする対象のカードは、ワーカーが一致していなくても良いので、大概は何かしらのボーナスを使用することができます。

裏通りで誰もカードを取っていない場面や、手札に温存されてしまっている場面では使えない能力ですが、こちらは特にデメリットがないので、扱いやすいアビリティですね。

BGGではコピー出来る対象がテキストだけなのか、カード自体そのものなのでテキスト破棄で+1APが出来るのかが議論されてましたが、正確な答えは出てきていません。多くの人は前者だろうということで落ち着いてます。個人的にも+1APが使えてしまうと強すぎると思うので前者派です。

The Gentleman
マジシャンがダウンタウン、マーケット、裏通りのスロットに置かれる度に、あなたが所有数するトリックカードの枚数に等しい名声点を得る。

対象のロケーションでマジシャンを使えば名声点が手に入る能力です。得点数はトリックカードの枚数なので、最大1回で4点手に入れることができます。

正直、微妙な能力かと思います。正当法でトリックを公演して名声点を稼ぐ方針であれば、まずマジシャンをシアター以外のロケーションに配置すること自体が序盤(〜4ラウンド)くらいで、且つその頃に所持しているトリックカードは多くても2枚。名声点としては8点しか得られません。また、別でもお話しした通り、序盤から名声点を稼ぐと手番順が遅くなるというデメリットがあります。

使い方としては、名声レベル16を若干取りやすくする為か、もしくは買い物でお金を使い切ってワーカーの給与未払いのペナルティで減る名声点をカバーするか、その辺りでしょうか。この能力を選ぶのであれば、初期のスペシャリストはエンジニアを選びたいですね。

幻視カテゴリーのBGGアンケート結果は下記の通り

21

これも私の考察に反して接戦です。しかもグレートオプティコが負けてる!!何か自分には見えていない活用方法があるのでしょうか…ね?

脱出カテゴリー

脱出カテゴリーは、マスターオブチェーンズとレッドロータスの2人です。

26
Master of Chains
公演フェーズ前にキャラクターを置くことなく、特別な再スケジュールアクションを行うことができる。通常の同アクションと異なり、これによりトリックリンクが出来た場合、リンクボーナスを得る。

キャラクター配置フェーズが終わった後、公演カード上のトリック配置を確認した上で再スケジュールが出来るので、自分で公演するカード上でリンクを作って名声点ボーナスを伸ばしたり、逆にリンクをリンクを壊したりすることが出来る能力ですね。どっちかというと前者の方がトリックリンクボーナスも貰えるのでメリットは大きいと思います。

しかし、あまりトリックが準備されない序盤では使える場面はありますが、中盤以降はどのプレイヤーも全力でトリックを準備しに来るため、そもそも再スケジュールする先のスロットが空いてないということが多々あり、後半になるにつれて能力による恩恵が受けづらくなってきます。

使えそうな能力なんだけど、実はあまり使えないという印象です。

The Red Lotus
あなたが公演者であり、他のプレイヤーのトリックがあなたのトリックの名声レベル以下である限り、あなたは自身のトリックの報酬の代わりに他のプレイヤーのトリックの報酬を得ることを選んでもよい。これにより選ばれたプレイヤーは1名声点を失う。

他のトリック報酬をコピーして受け取れるという能力です。自身にとって自分の報酬より相手の報酬の方がメリットがあるという時に使います。(当たり前ですね。)

この能力を使う前提で戦略を組むのは、相手の習得トリックに依存するのでなかなか難しいですね。状況に応じて、今必要なのが名声点なのかお金なのかを判断して報酬を得る、といった具合の立ち回りになります。相手の習得トリックに名声点かコインに偏っている報酬のものがあれば、使いやすいと思います。

脱出カテゴリーのBGGアンケート結果は下記の通り

58

BGGの結果は若干マスターオブチェーンが優ってるという具合です。私もマスターオブチェーンを選びましたが、正直、脱出のどちらの能力も微妙です。アビリティだけで見れば、他のカテゴリーに劣っていると思います。

最後に

いかがだったでしょうか。ほぼ固定メンバーでプレイしていることから、偏った印象を持っている可能性がありますが、概ね私の考えはこんな感じです。

ここまで読んで頂けたということは、トリカーリオンをプレイされたことのある読者さんかと思います。もし、他にこんな考えや戦略があるよということがあれば、是非教えてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット