SOS急流下りは、ぐらつくゴムボートに木製コマを乗せたり押し込んだりして、得点となるチップを獲得していくバランスゲームです。
タイトル | SOS急流下り (SOS Wildwasser) |
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デザイナー | Christoph Behre |
メーカー | HABA (2011) |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 〜30分 |
対象年齢 | 5歳〜 |
簡単なルールの紹介
勝利条件
全3ラウンドを行って、最も得点の多いプレイヤーの勝利です。このゲームでは、獲得した同じ絵柄のタイル2枚で1勝利点となる為、タイルがペアとなるように獲得する必要があります。
準備
木製コマを全て布袋にいれます。木製コマは全部で8種あり、各2枚づつの計16個あります。
布袋からコマを3個引いて、表向きにしてボートの近くに置いておきます。これで準備が完了です。
進行
手番を順番に行います。手番では、コマを乗せるか、パスを行うかのどちらかを行います。
手番A:コマを乗せる
コマを乗せる場合、場にある3個のコマの中から任意の1個を選び、ゴムボートに乗せます。
ゴムボートに乗せるルールは以下の通りです。
- 片手で乗せること
- コマを縦に置いてはいけない
- 他のコマに重ねて置いてはいけない
- 同じ絵柄のコマがボート上にある場合、接するように置かなければならない
他のコマを落とさずに乗せることができれば、乗せたコマの絵柄に対応したタイルを獲得します。
他のコマを落としてしまった場合、コマを乗せきるまで手番を続けます。その後、落としたコマ全てを自分の手元に置いておきます。この場合、チップは獲得できません。
手番B:パスをする
もうコマが乗せられない、もしくは乗せたくない場合、パスができます。パスを行った場合、以降の手番はラウンドが終わるまで自動的にパスとなります。
ラウンドの終了
場にコマがなくなった、もしくは全員がパスを行った時、ラウンドが終了します。ラウンド終了の処理として、以下の2点を行います。
コマを一番多く落としてしまったプレイヤー
手元に置いてあるコマが最も多かったプレイヤーは、獲得しているタイルを1枚捨てなければいけません。
獲得したチップを裏返す
プレイヤー全員、獲得したチップを全て裏向きにします。これにより何を獲得したのか、確認できないようにします。
その後、次のラウンドに移行します。既に3ラウンドを行った場合はゲームが終了します。
感想
表向きはグラグラと揺れるゴムボートにコマを乗せていくバランスゲーム。実際のところは、コマの重さはそれほど重くなく、ゴムボートもあまり揺れず。どちらかというと、獲得したタイルの内容を覚えることにより効率良く得点していく記憶ゲーム色が強いかな。そう割り切ってしまった方が面白い。
相手が何を欲しがっているのかというのを考えつつ、場のコマをチョイス、相手が置きにくいようなコマの配置していくというのが結構楽しかったかなー。同じ絵柄のコマは隣接させなければいけないというルールがなかなか厄介で、楽しかったです。
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