海賊のお仕置きは、プレイヤーは自分の正体を隠しつつ、自分だけの生き残りを狙うゲームです。

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タイトル 海賊のお仕置き (Gezanke auf der Planke!)
デザイナー Dominique Ehrhard
メーカー Winning Moves (2006)
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 〜15分

簡単なルール紹介

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  1. 各自、海賊カードを裏向きで1枚配られ、どの色の海賊を担当するか決めます。手番順を決め、サメに近いコースから順番に海賊コマを規定の順番に並べます。

  2. ゲームは手番を順番に行い進行します。手番では「ルーレットを回しアクション」を行ったのち、「海賊コマを移動」させます。

  3. 「ルーレットを回しアクション」では、ボードに備え付けられているルーレットを回します。剣先が2つある為、アクションマスを2つ指すことになります。プレイヤーは剣先のいずれかアクションを行います。アクションには、海賊コマを押し出したり、入れ替えたりするものがあります。

  4. 「海賊コマを移動」では、一繋ぎになっている海賊コマの集団を1つ選び、後ろから押し出します。これにより隙間があれば詰まり、隙間がなければ先頭の海賊コマがサメの口の中に落ちます。

  5. これらを繰り返し、海賊コマが最後の1個になるまで行い、最後に残った海賊を担当したプレイヤーの勝利です。

リプレイ&所感

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テンポ
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会話
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4人でプレイ。

正体隠匿な生き残りゲーム。 手番でやることはルーレットを回し、2本の剣が指しているアクションのいずれかを実行し、その後コマを押す。コマを押すことで先頭にいる海賊が押し出され、サメの口の中へダイブしていく。アクションではコマの入れ替えや、最後尾や先頭にいくというものがあり、それらを自分の担当色がばれないように駆使して最後まで生き残るという具合のゲーム。

見た目は素晴らしいのだけど、ルールがイマイチ。まずアクションはルーレットによって決まること。そこに悩みどころは皆無で、決まった行動を行うのみ。一応、ルーレットの剣は2本あるから2つのアクションのうち1つを実行という具合にはなっているけど、2本とも同じアクションを指すことが結構あったり、アクションの説明もなんだか曖昧で処理に困ったり。

自分の担当色が全て無くなったとしても、そのままゲームを続けなければならない点もなんだかなぁと思います。

見た目は素晴らしいので掴みはいいんですけど、逆に期待が大きすぎて内容にガッカリな感じでした。子供は喜んで突き落としそうだけどw