ジャーマンレールロードは、ロシアンレールロードの拡張で、4つのモジュール(ドイツ、石炭、ソロ、追加タイル等)がパッケージされています。
タイトル | ジャーマンレールロード (German Railroads) |
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デザイナー |
Helmut Ohley Leonhard "Lonny" Orgler |
メーカー | Hans im Glück (2015) |
プレイ人数 | 1〜4人 |
プレイ時間 | 〜120分 |
簡単な各モジュールの紹介
ドイツモジュール
「ドイツモジュール」は、新しく収入タイルなるものも増えるけど、個人ボードが新しくドイツ版になるのが最大の特徴。ロシアンとの違いは、可変レールと分岐レール。可変レールは、ボード上で虫食いになってるレールがあり、そこまで線路が到達すると、レールタイルの山札から任意のレールタイル選び配置することができる。獲得できるボーナスに差があるので、何を得るか非常に悩ましく、個々のゲーム展開に変化が出てくる。分岐レールは、真ん中の路線のみに分岐があり、どちらかを選んで進むことになる。片方は勝利点ボーナスまでが遠いが白線路が獲得できる路線、もう片方は勝利点ボーナスまでは違いが白線路が獲得できない路線といった具合。線路や汽車の能力などでどちらを選択するか、これまた悩ましい。 >
石炭モジュール
「石炭モジュール」は、新しく石炭というリソースが増え、これを使ったアクションが追加される。石炭を使ったアクションは基本的に「鍛造タイル」と言われるもので、これを獲得することで自分の手番中に石炭を払うことで特殊アクションを実行できる。また、鍛造タイルは使ったあと残しててもいいけど、廃止することで列車や工場に装着することができ、それぞれの能力を引き延ばすことができる。序盤、列車の能力が乏しい時に新しい選択肢となりえる。
ソロ
ソロプレイ用のカードが同梱。
その他追加タイル
エンジニアタイル、「?」ボーナスが追加。これらはロシアンレールロードに加えることが可能なものも含まれる。
リプレイ&所感
- 運
- ★
- テンポ
- ★ ★
- 会話
- ★
4人でプレイ。
今回は工業マーカー2マス進めるエンジニアがいたので工場特化でプレイ。ワーカー1のアクションを再利用できる工場を確保しつつ、序盤からゴリゴリと線路そっちのけで工業マーカーを突き進める。工業マーカーでの「?」ボーナスは、もちろん2個目の工業マーカー。
2個目を進めつつ、全員が黒線路を敷くのが落ち着いた頃に、下の路線で黒線路を敷き始め、ジャーマンの追加要素である収入タイルで工業マーカーを進めるものをゲット。運良く2個目もゲットでき、毎ラウンド2マス無料で工業マーカーを進めることが約束された。
中盤〜終盤あたりでは、上の路線で黒線路を敷き、ボーナスで3つ目の工業マーカー(ジャーマン追加要素)をゲット。これをまたアクション再利用の工場効果と、1ワーカーで工業マーカー2マス進めるアクションの組み合わせで、それぞれ3つの工業マーカーを進めて行った。5ラウンド目には3つの工業マーカーはカンスト。また、工場効果により最終ラウンドでは黒線路に関しては3路線ともカンストという形に持っていくことができた。結果328点で勝利!ドイツモジュールならではの工業マーカー3つでのプレイができて大満足!
可変レールにより得られるボーナスが個々で変わり、戦略やプレイスタイルに幅が出ていて非常にやりがいのある、リプレイ欲が掻き立てられるよい拡張です。最高に面白い。
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