ゴアは、ポルトガルの商人となり、造船や香辛料の生産、時には探検を行っては富を築き上げていく、オークションがメインなゲームです。

タイトル | ゴア (Goa) |
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デザイナー | Rüdiger Dorn |
メーカー | Hans im Glück (2004) |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 〜90分 |
簡単なルール紹介

- 各自個人ボードを受け取り、各分野の一番上のスペースにキューブを配置します。このキューブが今使用できる能力を示しています。手番順を決め、手番順に応じた初期所持金を各自受け取ります。
- ゲームは前後半あり、それぞれ4ラウンドで構成されています。ラウンドは「競り対象タイルの決定」「競り」「各自の手番」を順に行います。また、ゲームボード上に並べられている競り対象となるタイルは、前半はA、後半はBのタイルが使用されるため、4ラウンド終了時(前半終了時)にタイルが並べ替えられます。
- 「競り対象タイルの決定」では、まずスタートプレイヤーがタイル選考のスタート地点を決めます。スタートプレイヤーマーカーをボード上の外周、もしくはタイルが取られているスペースに配置し、自分の①のマーカーを置きます。続けて次のプレイヤーは、スタートプレイヤーマーカーの8方に隣接しているタイルで出品したいタイルを選び、自分の②のマーカーを置きます。その次のプレイヤーは同様のルールで③を、次は④を、最後にスタートプレイヤーが⑤を置き、出品タイルが決まります。もし隣接したタイルがない場合は任意のタイルを選択することが可能です。
- 「競り」では、プレイヤーマーカーの①のタイルから順に競り行います。プレイヤーマーカーを置いているプレイヤーがオークショナーとなり、そのプレイヤーの左隣から1順競りを行います。最後にオークショナーが最高入札額で購入(この場合銀行へ支払い)するか、最高入札者に譲る(この場合、入札者からお金を受け取る)かを選択します。それをプレイヤーマーカー⑤まで続けます。タイルは、のちのアクションで必要な様々な効果を持っています。
- 「各自の手番」では、新たにスタートプレイヤーマーカーを落札したプレイヤーから順にアクションを行います。アクションは1回ずつ行い、基本的に全員が3回行うまで続きます。アクションは下記の通り全6種あります。
- 造船
- 能力値分の船カードを獲得。船カードはアップグレード時に使用。
- 収穫
- 能力値分の香辛料を獲得。個人ボードのプランテーション上の空きスペースに生産する。
- 徴税
- 能力値分のお金を獲得。
- 探検
- 能力値分の探検カードを引く。上限も能力値で制限されている。
- 入植
- 植民地を獲得するためのチャレンジを行う。入植者カードを使用できる。
- アップグレード
- いずれかの能力を1レベルあげる。コストは香辛料と船カード。
- 全員の手番が終わったら、次のラウンドへ移ります。スタートプレイヤーからまたボード上にスタートプレイヤーマーカーの配置をしていきます。
- 全8ラウンドが終わったらゲームが終了します。最終得点計算として、タイルによる得点、植民地による得点、個人ボードの能力による得点、探検カードのマークによる得点を合計して、最も得点の高かったプレイヤーの勝利となります。
リプレイ&所感
4人でプレイ。![]()
- 運
- ★ ★
- テンポ
- ★ ★
- 会話
- ★ ★
今回の方針は全体的にマーカーをあげて植民地をコンプリートしようかな?くらいでプレイ。前半、スタートプレイヤーをなるべく獲得するようにプレイ。欲しいタイルを全力で獲得できるようにお金は蓄えては、欲しいプランテーションが出てきたら全力投球w この時欲しかったのはコショウとナツメグ。これらを使って収穫の能力を延ばし、植民地獲得してリソースの周りを良くしようと考える。植民地の獲得も前半は失敗なく順調に獲得でき、6と8は獲得。これらのおかげでリソースはうまくまわってくれた。後半は植民地コンプに向けて入植者の能力上げ。10は難なくクリアできたけど、12が1度だけ失敗。
結果は35点で1点差で2位。最後の最後で1手番足りずに得点に結びつかなかった部分があり、12の植民地獲得が失敗したのが悔やまれます。
強烈は面白さはないけど、地味に面白く、たまにやりたくなるようなゲーム。私自身はこれ大好き。
今回遊んだのは旧版なんだけど、新版ではいくつかルールが改訂され、タイルも2枚ほど多くなってると聞いています。ハンスが好きなので旧版を購入したわけだけども、新版の方がルール的には評判いいので、そのうちゴア2つ目を購入しているかもしれませんw
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