コーンウォールは、イングランド南西のコーンウォール地方を舞台にしたタイル配置系のゲームです。

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タイトル コーンウォール (Cornwall)
デザイナー Johannes Schmidauer-König
メーカー Schmidt (2015)
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 〜30分

ゲームの簡単なルール紹介

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  1. 各自、プレイヤーカラーを選び、その色の大中小のコマ全て受け取ります。スタートタイルをテーブル中央に置き、得点ボードと酒場ボードを傍に置いておきます。
  2. ゲームは手番を順に行って進みます。手番では「タイルの配置」「コマの配置」「得点計算」の順に行います。
  3. 「タイルの配置」では、山札となっているタイルを1枚引き、場のタイルにつながるように配置します。配置する際のルールとして「同じタイプの地形が最低1種類はつながる」「得点計算が行われて地形にはつなげてはいけない」があります。また、2種以上の地形が広がるようにタイルを配置するとコインを獲得することができます。
  4. 「コマの配置」では、前述で配置したタイルの上に自分のコマを置くことができます。タイルは3マスあり、1マスに付き1個のコマを置くことができます。置かなくても構いません。コマを置く地形に既に他のコマがある場合、追加コスト(コイン)を支払う必要があります。
  5. 「得点計算」では、条件が満たさせた地形で得点計算が行われます。条件とはタイル配置の際にタイルにコテージが描かれていた場合か、タイル配置によりこれ以上拡張できない地形ができたときです。得点計算は、その地形にあるコマの強さに合計値により得点を獲得します。得点計算が行われた地形にいたコマは酒場ボードに移動させます。
  6. 酒場ボードに移動させたコマは、自分の手番のタイルを配置した直後にコインを支払うことで自分の手元に回収することができます。
  7. これらを繰り返し、全てのタイルが配置されたら全ての地形で得点計算を行い、得点の高いプレイヤーの勝利となります。

リプレイ&所感

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テンポ
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会話
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4人でプレイ。

手番で行うことは、タイルを配置してコマを置き、条件が満たされたら得点計算を行うといった具合で進むので、カルカソンヌに似てる。ただ明確に違うのは置くコマに強さが設けられていること。小さいコマは1、背の高いコマは2、太ったコマは3と決まっていて、地形で得点計算が行われるときにコマの強さを合計して高いプレイヤーが得点を獲得する。基本的にはトップしか獲得できないので、大きいコマの使い所の見極めが難しい。

得点計算が行われたコマは直接手元に戻ってこなく、酒場に収容されてしまう。回収するにはお金が必要になってくるので、あまり細かく得点していても、お金的にはあまり効率はよくない。お金は結構重要で、既にコマが置かれている地形にコマを置く際に、コストとしてお金を支払う。コマの回収にばかりお金を使っていると、コマの配置が満足にできなくなるので、やはりバランスが大事。

地形の1つ、沼は唯一ゲーム終了時に得点計算が行われる。つまり沼に配置したコマはゲーム終了まで戻ってこない。な・の・に!ちょっと大きめの沼があったからと、序盤なのに太ったコマを使ってしまい、終始太ったコマが使えない状態に。他の地形でマジョリティ奪われてしまい、なかなか得点が伸びなかったなー。面白かったけども、個人的にリプレイ欲は低め。