ペッパーは、最終的に失点となってしまうペッパーカードを受け取らないように手札をプレイしていくトリックテイキングゲームです。

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タイトル ペッパー (Pepper)
デザイナー Michael Kiesling
Wolfgang Kramer
メーカー F.X. Schmid (1998)
プレイ人数 3〜9人
プレイ時間 〜45分
※テンデイズゲームズが日本語版を発売しています。

ゲームの簡単なルール紹介

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  1. プレイヤー数に合わせてカードを抜き、シャッフルして各プレイヤーに13枚ずつ配ります(配り切り)。手札にペッパーカード(数値が1のカード)があった場合、自分の前に表向きで出しておきます。
  2. ゲームはプレイヤー数分のラウンド行います。ラウンドは数トリック行います。トリックでは各プレイヤーが手番を順番に行います。
  3. 手番では、まずスタートプレイヤーが手札から任意のカードを1枚プレイします。この時、手元にあるペッパーカードも対象となります。そして次のプレイヤーの手番となります。
  4. 次のプレイヤーは、スタートプレイヤーがプレイしたカードを同じ色の中で任意のカードをプレイします。もし持っていない場合、他の色を出すことができます。もちろんペッパーカードでも構いません。
  5. 全プレイヤーが1枚カードをプレイしたらトリックの勝敗を決めます。スタートプレイヤーがプレイした色の中で最大の数値を出したプレイヤーが勝者となり、場にプレイされているカードを全て獲得します。獲得したカードの中にペッパーカードがあれば、自分の前に置いておき、他のカードは失点候補カードとして、他のカードとは別に自分の前に裏向きで置いておきます。
  6. これらを繰り返し、いずれかのプレイヤーが手札がなくなったらラウンドが終了し、得点計算を行います。
  7. 残った手札は獲得したカードとして扱います。ペッパーカードは1枚2失点、ペッパーカードと同じ色のカードを受け取っていれば1枚1失点で計算を行います。
  8. これをプレイヤー数分のラウンドを行い、一番失点の少ないプレイヤーの勝利です。

リプレイ&所感

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テンポ
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会話
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5人でプレイ。

基本はトリックテイキング。プレイ人数分のスート(6人以上の場合は6スート)があるカード構成。基本的に失点を低く抑えることを目指すゲームなんだけど、失点となるのは各スートの1のカード「ペッパー」。これを引き受けたままラウンドが終わると失点となる。ペッパー自体もマイナスだし、ペッパーと同じスートを獲得してたらそれらも失点となる。

ペッパー自体は獲得しても手札(場に出たままの手札とする)として扱うので、獲得してもプレイに使える。誰かの手札がなくなったらラウンドが終わってしまうので、 あまりのんびりしていると失点になってしまう。どのタイミングで誰に押し付けるのかという駆け引きが面白いこのゲーム。

今回は1ラウンド目に5点ほど失点してしまったけど、後の4ラウンドを奇跡的に無失点で終えることができ、トップ獲得。コツがわかったかも!とか内心思ったけど、きっとたまたまだと思うw これやっぱ面白いね。