ドラゴンと羊は、ドラゴンとなって他のプレイヤーを攻撃したり防御したりを繰り返しながら、財宝の為に羊を集めては、財宝を獲得していくカードゲームです。
タイトル | ドラゴンと羊 (Von Drachen und Schafen) |
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デザイナー | Nathanael Mortensen |
メーカー | KOSMOS (2014) |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 〜45分 |
ゲームの簡単なルール紹介
- 全てのカード(全5色)を裏向き(羊の面が裏)にシャッフルして各自に4枚ずつ配り、余ったカードを山札とします。配られたカードは各自内容を他の人に見られないように持ちます(羊の面を人に見せる形)。山札からさらに4枚引き、裏向きのまま場に並べます(これを牧場と呼ぶ)。
- ゲームは手番を順番に行い進行します。手番では先ず「手札の補充」を行い、次に「財宝か洞窟カードを1枚プレイ」「アクションカードを1枚プレイ」を順番に行います。カードのプレイ順は任意です。できない場合はパスになります。
- 「手札の補充」では、山札か牧場からカードを2枚引きます。組み合わせは自由ですが、表面を見ながら補充はしてはいけません。牧場から引いた場合、即山札から補充です。
- 「財宝か洞窟カードを1枚プレイ」では、得点となる財宝か洞窟カードを1枚プレイできます。財宝カードをプレイする場合、カードに書かれているコスト(羊)を支払うことでプレイができます。洞窟カードはコストは必要ありませんが、1色1枚までで、1人あたりのプレイ枚数に制限(2人プレイだと5枚、3人プレイだと3枚、4人プレイだと2枚)があります。洞窟カードは、そのカードだけでは得点は生まず、同色の財宝カードのプレイ枚数によってボーナスが作られるようなカードになります。
- 「アクションカードを1枚プレイ」では、いくつかの種類があるアクションカードを1枚(例外:魔法使い)プレイすることができます。アクションカードには、"相手の手札を半分にする(怒れる群衆)"、”山札から2枚補充(羊飼い)”、”相手の手札を2枚奪う(泥棒)"、"攻撃を防御する(ドラゴン)"、"攻撃に対する防御をさせない(魔法使い)"、"次の自分の手番まで攻撃を防御する(ユニコーン)"などがあります。
- これらを繰り返し、規定枚数の財宝カードをいずれかのプレイヤーがプレイしたら終了のフラグが切られ、そのラウンドを最後まで行い、ゲームが終了します。
- 財宝カードと洞窟カードによる得点を計算して、得点の一番高いプレイヤーの勝利です。
リプレイ&所感
2人でプレイ。
- 運
- ★ ★ ★
- テンポ
- ★ ★ ★
- 会話
- ★ ★ ★
カードはリソースであり、得点であり、アクションカードでもある。手札で持つことで、裏面のリソースだけが相手に見られてる状態でゲームが進む。
表と裏は基本同じ色なので、例えば黄色の羊を獲得すれば、表面には黄色の財宝か洞窟、もしくはアクションカードが得られる。洞窟カードをプレイするには、同色の財宝カードをプレイしておかなければ得点が得られないので、同色の羊を獲得することで財宝カードが得られる。
高得点な財宝カードの場合、プレイに必要なコストが高めに設定されている。プレイするとその分手札が削られ、手札枚数が少ないそんな時にアクションカードによる攻撃を受けやすくなってしまう。またアクションカードは手番に1枚までしか使えないので攻撃をするか防御をするかとか、その辺りのマネジメントが悩ましい。
プレイ感は軽すぎず重すぎずといったところ。面白いけど、特に際立った面白さはないように感じた。直接攻撃ありきなゲームだと思うので、人を選ぶかも?
カードのアートワークは非常に綺麗です。
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