タウシュラウシュは、手札を交換していき、目的カードを獲得していくセットコレクションなゲームです。

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タイトル タウシュラウシュ (Tausch Rausch)
デザイナー Rüdiger Dorn
メーカー Ravensburger (2015)
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 〜30分

ゲームの簡単なルール紹介

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  1. 交換カードを場に並べます。数字カード(全4色、1〜10が各色2枚ずつ)を全てシャッフルし、山札とします。数字カードの山札から、各交換カードに交換カードに記載されている数字分のカードを並べます。目的カードはシャッフルして山札にし、5枚表に向けます。
  2. ゲームは手番を順番に行って進行します。手番では「数字カードの交換」か「目的カードの獲得」のどちらかを行います。
  3. 「数字カードの交換」では、交換カードのカードの置かれていない側に交換カードの数字の枚数分、手札から捨て反対側に置いてあるカードを獲得します。その後、山札から1枚だけ手札に補充します。
  4. 「目的カードの獲得」は、目的カードに記載されている数字カードの組み合わせを手札から捨て、目的カードを獲得します。獲得したらカードに書かれている枚数分の数字カードをボーナスとして山札から獲得します。
  5. これらを繰り返し、いち早く目的カードを5枚獲得したプレイヤーの勝利です。

リプレイ&所感

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テンポ
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会話
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3人でプレイ。

数字カードは4色、1〜10、各2枚ずつの構成。目的カードには奇数/偶数を5枚、赤4枚だけで23以上、フルハウスとなどなど全部で20種類弱の役がある。これらがランダムで場に5枚置かれる。これらを獲得するには、指定されたカードを支払うことがあるので、それらを場のカードとの交換で作っていくという感じのゲーム。カード交換をしたら山札からもれなく1枚獲得できるので、手札を充実させるには交換をたくさん行うことが必須。と言うのも、手札の枚数が増えるのは交換を行った時に追加で1枚引く時のみ。一度にたくさんの枚数を使うような目的カードだと、ボーナス分を差し引いた枚数が手札からなくなってしまうので、交換したあとはしばらくは補充モードな感じ。

前述のボーナス分というのは、目的カードを獲得するとボーナスで何枚か獲得できる。パッとみた感じはので1枚か2枚。6枚使って2枚得ても差分は4枚。それだけ手札から減ってしまうので、この差分はできるだけ小さい目的カードを獲得したいところ。使用した枚数に対してもらえる枚数で効率を考えがちだけども、目的カードの達成難易度も考慮してより効率良いと思えるカードで攻めたい。

今回はそうしたつもりが、1手番遅くて先に狙ってた目的カードを上家に持って行かれるという事案が多々発生。カードの交換は全てオープンなので、他のプレイヤーがどのカードを持って行ったかも見ておくと、より楽しめるかな。今回の結果、2位タイでのフィニッシュでした。手軽で面白いゲームです。