ブルームサービスは、プレイヤーは魔女となり、各地に魔法の薬を届け、得点を稼ぐゲームです。
タイトル | ブルームサービス (Broom Service) |
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デザイナー |
Andreas Pelikan Alexander Pfister |
メーカー | alea (2015) |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 〜60分 |
※魔法にかかったみたい のリメイク。2015年 ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパート部門 大賞受賞
ゲームの簡単なルール紹介
- 各自プレイヤーカラーを選び、手札一式と各色の薬を1個ずつ、魔法のスティッキを1個受け取ります。魔女コマ2つはボード上のスタート地点へ、ポイントチャートマーカーは規定の場所に置きます。親番を適当な方法で決めておきます。
- ゲームは、全7ラウンド行います。1ラウンドは、まず「イベントカードの公開」を行い、次に全員が「手札の選択」し、その後決まった順番で「手札のプレイ」を行います。全員が手札をプレイしたら1ラウンドが終わります。
- 「イベントカードの公開」は、予めイベントカードを全てシャッフルし、規定枚数をゲームから除外し、残った枚数を山札としておいておきます。その山札から1枚表向きで公開します。このイベントカードは、このラウンドで適応される特殊なルールを示します。
- 「手札の選択」では、初期に配られたカードから4枚を選びます。選んだカードがそのラウンドで使用するカードとなり、余ったカードはこのラウンドでは使用しない為、端に寄せておきます。
- 「手札のプレイ」では、親番のプレイヤーから手札を1枚プレイします。カードにはアクションの内容が2種類(強気と弱気)が示されており、カードをプレイしたら強気か弱気のどちらかを選択します。
- 強気は、このカードで最後に強気を宣言した人だけが得られる効果です。強気宣言をしたあとで強気宣言をされてしまった場合、後者だけが権利を得られます。前者は何も得られません。リスクがある分、効果が強めです。
- 弱気は、上記のようなバッティングの有無関わらず、弱気を宣言したら即時で効果が得られます。が、やはり効果は弱めです。
- カードには、薬やスティッキ(雲の除去に使用する)の獲得、魔女コマの移動、薬の納品、雲の除去などの効果があります。地形には雲がある場所があり、その場所には雲を除去しなければ侵入することができません。
- 上記を繰り返し、7ラウンド終了したら最終の得点計算を行い、一番得点の高いプレイヤーの勝利です。
リプレイ&所感
- 運
- ★ ★ ★
- テンポ
- ★ ★ ★
- 会話
- ★ ★ ★
5人でプレイ。
得点源はいろいろとある。ゲーム中だと、薬の納品やイベントカード、アクションカードの強気効果によるボーナスなどなど。これらはゲーム中に稼げる得点たち。それとは別で終了時にも得点計算があって、除去した雲の数や訪れた都市の数、あと余ったリソースのセットコレクションなどでも得られる。勝つ為には納品だけでなく、終了時の得点にもうまく絡めるように動くことが求められる。
アクションカードは、大きく「移動」「薬の獲得」「納品」「雲の除去」の4つ。移動は各地形に対応した4種類があり、茶の荒野と灰の山岳には雲が基本おいてあるので、雲を除去しなければ侵入できないようになっている。薬の獲得は3種の他に、魔法のスティッキも獲得できるものがあり、魔法のスティッキは雲の除去の際に使用する。納品は、今自分のコマがいるエリアの塔に対して、薬を納品するもの。
今回は納品しつつの都市制覇を狙ってみた。ボードの四隅のうち3つが都市。もう一つはただの地形だけども、スタート地点から遠い分、得点の高い塔(薬を納品するところ)が並んでいる。移動できるコマは2つあるので、うまく分担して都市へと向かおうとするも、強気を突っぱねてはバッティングしてしまい、全然移動できず。ゲーム終盤でギリギリ3都市制覇するも、うまく納品ができず最下位でした。
”魔法にかかったみたい” よりもゲームの終わりがわかりやすい(見通しがよい)ので、いつ頑張らなければならないのかという判断がつきやすい。また、スタートプレイヤー時のカードプレイでも下の効果が使えるようになったのもよい変更点だと思う。面白かった!
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