ティタニアは、プレイヤーは国王から任務を命じられた貴族となり、塔を建設し栄光と勝利点を得ていく、リソースマネジメント&ネットワーク構築なゲームです。

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タイトル ティタニア (Titania)
デザイナー Rüdiger Dorn
メーカー Hans im Glück (2010)
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 〜60分

ゲームの簡単なルール紹介

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  1. 各自に4枚づつ船カードを配り、手札とします。各色の船コマを3個ずつ抜いておきます。霧タイルと呼ばれるボーナスタイルをボード上に配置します。
  2. ゲームは前後半で2ゲーム行います。1ゲームでは、手番を順番に行っていきます。
  3. 手番では、任意の手札をプレイし、プレイしたカードに描かれている色の船コマをボード上に配置します。手札は0〜3枚まで使用でき、手番終了時にカードを補充しますが、補充する枚数は使用した枚数+補充する枚数=3となるように補充します。
  4. 船コマの配置は、配置しようとしている色と同じ船コマのとなりのマスに置くことができます。また、1つのマスには船コマは2個まで置くことができ、置く船コマの色は異なっていなければなりません。船コマを置くことでマスに描かれているさまざまなアイコンの効果を得られます。カードを引いたり、リソース/勝利点/ヒトデの獲得などがあります。
  5. マスの中にはクレーンが描かれているマスがあり、船コマを置き、塔と同じ色のリソースを支払うことで塔を建てることができます。塔を建てることで勝利点を獲得できます。
  6. ヒトデは、獲得した際にストックするか使用するかが選べます。使用する際、ボード上の塔のマスにヒトデを配置し、そのマスに描かれている塔の数+マスに置いてある塔のコマの数だけ勝利点を得られマス。また、今後ヒトデが置かれているマスで塔を建築する際、普段よりもより多く勝利点を獲得できるようになります。
  7. これらを繰り替えし、1色の船コマのストックがなくなるまで行い、なくなったら前半が終了します。後半のセットアップは、ボード上の船コマの回収、霧タイルの再配置、ヒトデの回収を行い、最初によけておいた船コマをストックに加え、同様のルールで後半戦を行います。
  8. 後半戦においても、1色の船コマをストックがなくなるまで行い、ゲームが終了します。勝利点をもっとも多く獲得したプレイヤーの勝利です。

リプレイ&所感

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テンポ
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会話
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4人でプレイ。

手札は使いすぎると補充ができず、補充したいなら使いすぎないようにしないといけない。一気に遠くのマスまで船を動かすならば、ある程度カードを溜めてから一気に使った方が良さそう。だけど、スタート地点周辺には霧タイルと呼ばれるボーナスタイルが散りばめられていて、これらからリソースとなる貝殻や、追加で船コマが置たり、ヒトデがもらえたりと、効果の高めなボーナスが得られる。他のプレイヤーが次から次へと良さげなボーナスを獲得している中、カードを使わずに補充というのは、なかなかできないものでw

今回は頑張って複数塔のあるマスで塔を建てては、ヒトデによる得点で稼いで得点トラックは先行走っていったけども、他のプレイヤーは得点チップを抱えていて、最終的に一気に抜かされてしまった。 得点チップが3〜5点というのは強いということがわかった。1人のプレイヤーに得点チップを取らせ続けるのはダメだね。

手札の引き運、霧タイルの引き運などなど、運要素がちょっと強めかもしれないので、そのあたり許容できない人にとってはちょっと苦痛かも。そこまで重いゲームではないので、私はそれほど気にならず、楽しめました。面白かった。