バルザックは、手札をプレイしていきいち早く手札をなくすことを目指すカードゲームです。例えると、オリジナルルールが追加されている大富豪のようなゲームです。
タイトル |
ドラゴンクエストカードゲーム バルザック (Dragon Quest : Balzac) |
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デザイナー | Unknown |
メーカー | ENIX (1991) |
プレイ人数 | 2〜6人 |
プレイ時間 | 〜30分 |
ゲームの簡単なルール紹介
- 全てのカードをシャッフルし、全プレイヤーに配りきります。均等ではありませんが配りきります(ルールブック曰く、有利不利の差はないとのこと)。スタートプレイヤーを適当な方法で決めます。
- ゲームはいくつかのラウンドを行います。
- ラウンドでは手番を順にまわします。まずスタートプレイヤーが手札をプレイします。手札のプレイの仕方として、1枚出しはもちろん、同じ数字の2枚出しや3枚出し、シーケンスによる複数枚出しも可能です。スタートプレイヤーが手札をプレイしたら、次のプレイヤーの手番になります。
- 次のプレイヤーは、スタートプレイヤーがプレイした出し方(2枚だしや3枚だしなど)でカードを出さなければなりません。このとき、少なからず数字は1以上大きいものでなければなりません。出せない場合はパスを宣言します。以降のプレイヤーも同様です。
- 全員パスをしたら、最後にカードをプレイしたプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーとなり、任意の出し方で手札をプレイします。
- これらを繰り返し、いち早く手札をなくしたプレイヤーの勝利となります。
- 特殊カードとして、下記3種が存在します。
「マスタードラゴン」いかなる状況でも最強のカードです。
「ラナルータ」カードの強さが逆転します。プレイできるタイミングは1枚出しのときで、1枚だしならばいつでもプレイできます(マスタードラゴンの後でも可能)。
「モシャス」オールマイティーとして扱い、何かしらのカードに化けます。シーケンスの間の数字になったり、3枚出しの1枚として使用したりできますが、マスタードラゴンやラナルータと一緒には出せません。
リプレイ&所感
4人でプレイ。
- 運
- ★ ★ ★
- テンポ
- ★ ★ ★
- 会話
- ★ ★ ★
このゲームで気をつけなければならないことは、場を流すカードがないので、スタートプレイヤーを取るには全員パスさせなければならないこと。なので数値の強いカードの存在感が強い。スタートプレイヤーを取れないと思うようにカードが出せないので、なかなか勝てない。
このゲームでは革命(数値強弱の逆転)が1枚出しで起こすことができるので、手軽に革命が起きる。ただし、ラナルータ自体そんなに枚数がないので頻繁に起こるわけではないので、使いどころが悩ましい。
プレイ感はそのまんま大富豪。それ以上でもそれ以下でもなく、大富豪。正直、これを遊ぶなら素直に大富豪を遊んだ方がよいと思う。わざわざこれで遊ぶとなると、もうちょっと独自ルールが欲しいかな。
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