ポテトマンは、マストノットフォローのトリックテイキングなゲームです。

potatoman01
タイトル ポテトマン (Potato Man)
デザイナー Günter Burkhardt
Wolfgang A. Lehmann
メーカー Zoch (2013)
プレイ人数 2〜5人
プレイ時間 〜45分

ゲームの簡単なルール紹介

potatoman04
  1. 4スートあるカードを全てシャッフルし、各プレイヤーに12枚ずつ配ります。得点となる金貨袋カードを色ごとに分けておきます。スタートプレイヤーを適当な方法で決めます。
  2. スタートプレイヤーは、任意の手札をプレイします。スタートプレイヤーの隣のプレイヤーは、場にプレイされていない色の手札をプレイします。これを全プレイヤーが手札をプレイするまで行います。
  3. 全員手札をプレイしたら、数字を見比べ勝者を判定します。同じ数値だった場合は後に出したプレイヤーがトリックの勝者となります。なお、赤いカードの一部は、黄色のカードの一部に負けます。
  4. 勝者は自分がプレイした色の金貨袋を得て、次のトリックのスタートプレイヤーとなります。
  5. 得るべき金貨袋が尽きていた場合、より得点の高い金貨袋を得ることができます。
  6. もし、異なる色のカードがプレイできない場合、手札を公開し、ラウンドが終了し、獲得した得点を計算します。
  7. プレイヤー人数分のラウンドを行い、合計得点の高いプレイヤーの勝利となります。

リプレイ&所感

potatoman02
★ ★ ★
テンポ
★ ★ ★ ★ ★
会話
★ ★ ★
4人でプレイ。

トリックテイクでは、よくスートを減らすことが勝つためには必要というけれど、このゲームではそうではない。何せ、カードが出せなくなったらラウンドが終了してしまうから。得点が少ないのであればスートは多くもっておく必要があるし、得点が多いのであればすぐ終わらせる為にスートを減らしていけばよい。そのあたりの駆け引きがアツい。

各色枚数は違う。赤が一番多く上位3つの数字(16〜18)はポテトキラーと言って他の色にもない強いカードだけども弱点がある。それがポテトマン。黄色の下位3つの数字(1〜3)がポテトマンになる。

赤のカードで勝つことが多いので、金貨袋カードは1枚当たりの得点は低い。そのかわり金貨袋カードは枯れやすいので、枯れたあとに得られる高得点の金の金貨袋を狙いやすい。枯れたあと、どこでポテトキラーが出てくるか、ポテトマン所持プレイヤーとの駆け引きが面白い。

巷であまりよい評判は聞かないけど、面白いです。プレイする機会があれば是非。