パトリツィアは、手札をプレイし指定されたエリアにコマを重ねていき、多数派を取り得点を獲得していくゲームです。
- タイトル パトリツィア (Patrizier)
- 作者 Michael Schacht
- メーカー AMIGO (2007)
- プレイ人数 2〜5人
- プレイ時間 〜60分
ゲームの簡単なルール紹介
- 契約カードをシャッフルし、各自に3枚づつ配ります。各自プレイヤーカラーの塔コマを受け取ります。手番順を適当な方法で決めます。
- 手番では、「手札のプレイ」「塔を建設」「手札の補充」を行います。
- 「手札のプレイ」では、手札から任意の契約カードをプレイします。プレイしたカードは自分の前に並べておきます。
- 「塔の建設」では、プレイした契約カードに描かれている地域に自分の塔コマを置きます。塔コマを置く場所は2箇所あり、基本的にどちらにおいても構いません(つまり、2つの塔が出来上がる)。ただし、2つの塔の合計階層が地域毎に決まっており、それを上回ってはいけません。
- 「手札の補充」では、塔コマを置いた地域に置かれている契約カードを手札に加え、その後山札から地域にカードを補充します。山札がなくなったら補充はなくなります。これで手番が終わり、手番が次のプレイヤーに移ります。
- 地域の得点計算に関して、塔コマが地域に決められた合計階層数に満たったときに発生します。2つのうち高い方の塔でマジョリティをとったプレイヤーは地域毎に置かれている得点タイルの高い方を獲得します。小さい塔でマジョリティをとったプレイヤーは、低い得点タイルを獲得します。
- これらを繰り返し、契約カードが全てプレイされたらゲームが終了します。
- 契約カードには肖像画が描かれているものがあり、同種を集めることで得点を得ることもできます。
- 得点タイルと肖像画のボーナスを合計し、得点の高いプレイヤーの勝利となります。
リプレイ
4人でプレイ。基本的に手番ではプレイした地域に自分のコマを置くだけ。補充はコマを置いた地域に置かれているカード。流れはとてもシンプル。
ただ、地域に置かれているカードは表の状態なので内容はわかる。次に置きたい地域のカードが置いてあるならば、それを取りに行かなければならないけど、そこの地域にコマを置くにはその地域のカードが必要になってくる。自分の手札からどの地域におけ、なんの契約カードが得られるかを考えながらゲームを進めていくので、結構ガチなゲームなのかもしれない。
契約カードには基本、地域が1つと肖像画という組み合わせのカードが多いけど、他にも地域が2つ描かれているものや、特殊なアクションが描いてあるものもある。2つ地域が描いてあれば、塔コマを2つ置くことができるので、マジョリティを得るにはとても有利。ただ、その契約カードを得るにも、そこの地域のカードがないコマが置けないので、なかなか難しい。
肖像画ボーナスに関しては、同種3枚毎に6ポイント。6枚あれば12ポイントだけども、4人プレイだとプレイできるカード数がそんなに多くないので、6枚狙うのはあまり得策じゃない印象。
特殊カードを使ってコマをずらしたり、2個置きをして逆転したりと塔のマジョリティ奪い合いがとても熱いゲーム。面白いです。
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