チケットトゥライド拡張ヨーロッパは、チケットトゥライドの「ヨーロッパ」マップ拡張セットです。

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  • タイトル  チケットトゥライド拡張 ヨーロッパ (Ticket to Ride: Europe)
  • 作者    Alan R. Moon、Ian Vincent
  • メーカー  Days of Wonder (2005)
  • プレイ人数 2〜5人
  • プレイ時間 〜60分

ゲームの簡単なルール紹介

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  1. チケットトゥライドのルールに「フェリー」「トンネル」「駅」が追加されます。
  2. 「フェリー」は、ある区間に列車を敷く場合、SLが必須になります。
  3. 「トンネル」は、ある区間に列車を敷く際、列車カードを山札から3枚オープンし、敷こうとしている色の列車カードが出た場合、手札からさらにカードを出す必要があります。
  4. 「駅」は、都市に駅コマを置くことができます。駅の役割は、コマを置いた都市に繋がっている他プレイヤーの路線1線だけを自分の路線として数えてよくなります。駅は各プレイヤー3個づつもっていて、駅自体は手札からカードをプレイしておくことができます。1つ目は列車1枚、2つ目は列車2枚、3つ目は列車3枚で置くことができます。列車カードは同色である必要があります。
  5. その他のルールは基本的にチケットトゥライドと同一です。

リプレイ

tickettorideeu034人でプレイ。

今回の長距離カードは南北方向。結構複線区間があるので、のんびりしてても大丈夫そう?ということで、周りの様子を見つつ、列車カードを貯めていく戦法で。

この拡張での新ルールは3つ。そのうち1つのギャンブル要素の含まれた「トンネル」は評価が「チケライに運要素はこんなにいらない」「いいスパイスだ!」なんかに結構わかれる。敷こうとしている列車以外にも、SLが出てしまってもヒット判定になるので、時には失敗する確率が高い。運だから仕方ないものだけど。だいたいみんなギリギリ2枚くらいまではカバーしてからチャレンジするから、3枚ヒットしてしまった日には白目ですね。私はこれくらいあってもいいかなーと思う。

もう1つの追加ルールの駅は、目的地カードを達成するハードルがぐっと低くなるルールだ。なんせ人の線路を自分の線路と数えられるようになるから。ただし、最長ボーナスには使用することができない。初期の目的地カードを達成して目的地カードを補充するとき、あまりにも見当違いなカードのみ引いてしまったら、この駅コマの登場って具合かな。人によってはぬるいと思うかもしれないけど、あまりにも運が悪い人への救済策なのかも。

駅に関しては今回、混線となる中央部分は複線扱いになっているので、そこまで奪い合いにもならなく、今回プレイしたときも1つしか使われることはなかった。3人以下だと複線が単線になるので、活躍する場面は出てくるかもしれない。

アメリカで物足りない人へ、ルールがいくつか追加される、このヨーロッパマップをまずおすすめしたいですね。ヨーロッパマップのさらに拡張があるので、それも合わせて遊んでもらいたいです。