パニハイは、女子高生同士の予算獲得戦争をテーマに、場所カードの奪い合いをする直接攻撃有りのカードゲームです。

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  • タイトル  パニハイ (Pani High)
  • 作者    Noburou Katou、Takatsugu Nakazawa
  • メーカー  全ファミ協会 (2014)
  • プレイ人数 5〜6人
  • プレイ時間 〜45分
※Panic High Schoolのリメイク作品です。

ゲームの簡単なルール紹介

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  1. 各自7枚カードを配り、残りを山札とします。配られた手札に場所カードがあれば自分の前に表向きで配置し、残ったカードを手札とします。
  2. 手番では、基本山札から1枚引くのみです。もし場所カードを引いたならば即時で自分の前に配置し手番が終了します。場所以外のカードであった場合、「他のプレイヤー所有の場所カードへの攻撃」「策謀カードの使用」「パス」のいずれかを行えます。
  3. 「他のプレイヤー所有の場所カードへの攻撃」は、攻めたい場所カードを宣言し、その場所カードに対して手札を1枚選び裏向きに出します。攻められた側は、応戦するかパスを選択でき、応戦する場合は手札を1枚以上選び裏向きに出します。両者手札を決めたら一斉にオープンし、合計値の高いプレイヤーが勝利します。カードによっては、戦闘する場所によって戦闘力が倍になるものもあるので要注意です。
  4. 戦闘の勝者は、場所カードを得て戦闘で使用した手札を回収します。敗者は、基本使用した手札は捨て札になりますが、特殊カードを使用することで回収することもできます。手札を回収することで、他のプレイヤーにどの手札に何を持っているかがわかってしまうことにも要注意です。
  5. カードには特殊な「Sカード」と呼ばれるカードが「婦警さん」「わいろ」の2種類あり、戦闘を行う前に相手のカードを自分側に引き入れたり、相手のカードを一掃させたりできる強力なカードです。
  6. 「策謀カードの使用」は、妨害系カードである策謀カードを使用し、相手の手札を見たり、手札を奪ったりできます。
  7. 山札の最後が引いたプレイヤーの手番終了でゲームが終了し、特殊な玉璽カードを所有しているプレイヤーは2.5枚分と数え、場所カードの枚数と合計して一番多かったプレイヤーの勝利です。
  8. 詳しいルールは全ファミ協会のブログにて。

リプレイ

panihai035人でプレイ。

場所カードは全部で12枚。その内5枚が開始時に場に出ているので、山札には残り7枚残ってる。手番で引いてしまったら戦闘や策謀カードも使えず、手番が終わってしまうので、なるべく引きたくないというのが本音。

周りが戦闘し始めると、次第に周りの手札がわかってくる。カードは特定の場所で戦闘力が倍になるカードがあるので、誰がどこに強いかというのに注意しておくと、後々の特殊カードである「婦警さん」とか「わいろ」の使い所を間違えないで済む。また特殊カードの枚数も少ないので、ゲーム中に何枚使われたかというのにも注目しておく必要がある。

出る杭は打たれる的に、1人が複数場所カードを持っていると集中砲火を受けるので、そこをうまく目立たずに進めて行かないと、すぐさま身ぐるみ剥がされてしまう。

20年前に発売された名作ゲームだけあって、分かりやすい直接攻撃系のカードゲームでした。が、最近のプレイヤーに見受けられる「自分が築いたものを崩されるのが嫌」という方々にはあまりオススメできないゲーム。プレイする人を選びそう。面白いけど、私はあまり好みではないです。