ゲットラッキーは、プレイヤーはドクターラッキーの晩餐会に招かれた客人を担当し、隙あらばドクターラッキーの殺害を試み、成功することを目指すゲームです。
タイトル | ゲットラッキー (Get Lucky) |
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デザイナー |
James Ernest Rick Fish |
メーカー | Cheapass Games (2014) |
プレイ人数 | 2〜6人 |
プレイ時間 | 〜30分 |
※キルドクターラッキーのカードゲーム版です。
簡単なルール紹介
勝利条件
ドクターラッキーの殺害を成功させたプレイヤーの勝利となります。
準備
キャラクターカード15枚をシャッフルし、各自に2枚ずつ配り表向きに、場に3枚並べて表向きにします。カードが余った場合はゲームに使用しない為、箱に戻します。
ゲームカードをよくシャッフルし、各自に6枚ずつ配り、残りを山札とします。
キャラクターカードの中で、一番数字の小さい人がスタートプレイヤーとなります。以降、キャラクターカードの数字の順番で手番を回します。
進行
手番キャラクターが場の3枚の中にある場合、誰も手番を行わずに次のキャラクターへ手番が移ります。この時、直前のキャラクターカードの数字未満の手札の枚数だったプレイヤー全員、カード1枚補充することができます。
手番になったら「山札からカードを1枚引く」「ゲームカードをキャラクターに装備」「キャラクターカードの交換」「殺害を試みる」のいずれかを実行します。
- ゲームカードをキャラクターに装備は、手札のゲームカードをキャラクターに装備させることで攻撃力を上げることができます。キャラクターと同じ数字のカードを装備させた場合、1枚2ポイントとして換算、未一致だった場合は1ポイントとして計算します。ゲームカードには3種のカードがあり、同じ種類のカードは装備できません。種類が違うのであれば最大3枚まで装備することができます。
- キャラクターカードの交換は、場の3枚のうち1枚と自分のキャラクターカード1枚を交換することができます。装備していたカードも一緒に交換します。
- 殺害を試みるは、ドクターラッキーコマが乗っているキャラクターで殺害を試みることができます。攻撃力を計算し、殺害するプレイヤーの次のプレイヤーから順番に、その殺害を阻止することを試みます。手札からクローバーマークの付いているカードを捨てることで攻撃力を下げることができ、攻撃力0まで下げることができれば、殺害が失敗します。また、クローバーマークに関係なく、殺害を試みたキャラクターカードの数字と同じゲームカードを出した場合、どんな状況であれ1発で阻止することができます。殺害に失敗した場合、失敗したキャラクターに悪意カードが装備させます。これは常に攻撃力が1ポイント低くなるカードです。
リプレイ
殺害するにも阻止するにもカードがないと始まらない。ということで、みんな「とりあえず」のカード補充。このゲームは山札が尽きてしまったらもう補充ができないので、カードの補充はかなり大切。5人プレイとなると枯れるのもあっという間w
キャラクターカードは全部で15枚。うち各々が2枚を担当する。なので1周するまでの間2回手番がやってくる。キャラは連番で持っていた方がよいのか、それとも手札に合わせてキャラを選ぶか、悩みどころ。
今回は運良くキャラと手札の数字が一致していたものがあったので、素直に装備させてからの最初の殺害を実行。まだみんなカードが十分にあった状況なのであっさり阻止される。でもこれでいい。次の手番も空かさず殺害を実行。これにより徐々に皆の手札を消費させていく。殺害に失敗すると攻撃力の下がる悪意カードが装備されてしまうので、ある程度溜まったところで場のキャラクターと交換。そしてここぞというタイミングで猛攻を仕掛ける。
手札の枚数が少なくなってきてもまだ油断はできない。なぜなら一発阻止される場合もあるから。逆をいうと誰かが持ってるキャラのゲームカードを手札に置いておけば、どんな状況であれ阻止できてしまうので使用するカードの優先/非優先をよく考えてプレイしていきたい。
ゲーム自体がカードゲームとなっているが、元のキルドクターラッキーの雰囲気を残しつつ、且つもとよりも収束性が高まってよい感じのゲームになってます。元々のキルドクターラッキーが好きだったんですが、まさに収束性がよろしくなく、ダレてしまう傾向があったのでなかなかゲーム会で出せなかったんですが、これは短時間でしっかりと遊べるので良い。面白い。
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