ビッグポイントは、ちょっと変わったすごろくです。好きな色のコマを動かし、決まったルールに従って色のついたマス(チップ)を獲得していきます。ゴールした順位でコマの色に点数がついていき、全色のコマがゴールしたあと、獲得チップから点数を計算し、一番高い得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。

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タイトル ビッグポイント (Big Points)
デザイナー Brigitte Ditt
Wolfgang Ditt
メーカー Schmidt (2008)
プレイ人数 2〜5人
プレイ時間 〜30分

ゲームの簡単なルール紹介

準備
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  1. 右の画像の通り、ゴールとなる階段(紙製)を組みゴール辺りに置き、そこからチップをランダムで1列に並べます。並べるとき、各色チップ1枚づつ抜いておき、ゴールの横に置いときます。(ゴールさせたときに得られるチップとなります。)
  2. 適当な方法で順番を決めます。
進行
  1. 自分の手番になったら、好きな色のコマを次のその色のチップまで移動させます。
  2. 移動させた後、そのチップの前後のチップどちらかを1枚獲得します。(コースから抜いて、手元に ”隠して” 置いておきます。)
  3. もし、移動先のチップがない場合、すなわち次がゴールの階段の場合は、空いているより高い段に上ります。その後、ゴール用のその色チップを受け取ります。
  4. これらを繰り返し、5色全てがゴールに到達した後、点数計算を行い、点数の高いプレイヤーが勝ちとなります。
  5. チップには基本となる5色以外に、特殊な白と黒のチップがあります。
  6. 白は、獲得している白以外の色の種類数分が点数となります。最大で白1つで6点(基本5色と黒)となりえます。
  7. 黒は、手番に変化を与えます。通常手番の前後どちらでもいいので黒チップを使用すると、追加の手番を行えます。この追加の手番でのみ行える行動があります。それは ”1つのコマを後退させる” ことです。後退させた場合も通常手番と同様に移動先の前後どちらかのチップを獲得します。

リプレイ

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テンポ
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会話
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嫁と2人でプレイ。

今回はひたすら緑チップを獲得する戦法を取ってみる。嫁は手広くチップの種類を稼ぎ、白チップで点数を稼ぐ戦法の様子。お互い、やることは殆ど決まってるのでサクサクコマを動かし、チップを獲得していく。

黒チップを駆使して、緑チップ全部とったった!気がつけば緑のコマが1歩も動かずに緑チップが全滅するという事態に。かなりの緑チップを獲得していたので、そのままゴールに一直線。緑を1番に入賞(4点確定)させる。
次に嫁が枚数の多い赤が2位(3点)、続いて青(2点)、紫(1点)、黄(0点)と続き、ゲーム終了。私54点、嫁37点で勝利。

今回は2人プレイだったので、チップ独占!ができたのだけど、多人数プレイだとなかなか手番が来ないのでそうも行かず。後退のできる黒チップがより重要になってきます。
ルールがシンプルなので、初心者さんにオススメ。個人的にかなりのお気に入りのゲーム。